障害がある人もそうでない人も、多様な人材がそれぞの能力を発揮できる職場環境をテーマにしたセミナーが29日、盛岡市の岩手大学で行われました。
セミナーを開催したのは、女性活躍や多様性社会の推進を目指す岩手大学のダイバーシティ推進室です。障害者を雇用する上で多様性を認め合い、障害のある人でも働きやすい職場環境を考えることを目的に去年に続いて開催しました。「発達障害がある人とともに働く」をテーマに行われオンラインも含めて教職員およそ60人が参加しました。県発達障がい者支援センターの主任臨床心理士、高橋愛子さんが「大人の発達障害の特性と関わり方」と題して講演しました。高橋さんは発達障害について、特徴や程度も人それぞれで分かりづらく見えない障害と説明しました。その上で、努力不足や性格のせいにされ生きづらさによるストレスがたまりやすく周囲の理解が必要と訴えました。参加した教職員は多様性を認め合う職場環境づくりに向けて講師の話を真剣に聞いていました。
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