およそ半世紀ぶりに200万人を下回った長野県の人口。
松本市で受け止めを聞きました。

松本市内在住・60代男性:
「非常に問題だと思いますね。遠回りでも、未来に向けて安心できるように若い世代の収入を安定して多くしてあげるということが、結局はいいサイクルになってく。環境としてはすごくいいところだし、住みたい人は少なからずいると思うので、あとは生活基盤を安定させてあげればいいと思う」

市内在住・女性:
「実感ないです。周りはけっこう家が建ったりして人が増えているのかなという感覚はあったんですけど、数字を聞くと少しびっくりです。子どもを育てる世代の方々がもう少し負担なく、今も医療費控除とかやっているが、本当にもっといろんなことで補助してもらえれば、住みやすくなるんじゃないかな」

横浜出身の大学生:
ずっと長野県に住みたいとは?
「松本はいいところだなと思いますけど、ちょっと離れると田舎になるのでそういうのは…」

高校3年生(食物科):
「僕、県外に進学で行くんですけど、ここに帰ってきて就職したいなとは思うので。飲食とかで人手不足が深刻化しているので、お店が続けられなくなったりするのは不安」

中山間地域に暮らす住民にとって人口減少はさらに切実です。

上田市の武石地区で聞きました。

住民:
「近くにも空き家がいっぱいで、解体してきれいにするにもけっこうな費用もかかるし、そういう面でどうなっていくんだろうって」

住民:
「武石に診療所がありますけど、これも維持が難しくなるんじゃないかなんて年寄りがだんだん住みにくい世の中になっていくんじゃないかなと思ったりしています」

住民:
「Uターンで(若者が)帰ってきてくれればいいけど、やっぱり不便だから帰るってことがないから、だんだんだんだん過疎化はすすんでいく」
何が不便ですか?
「まず働き口がないってことだよね。以前は大きくやっていたけどね、だんだんこぢんまりしちゃったっていうのが、幾か所も事業所があるから」

住民:
「お祭りとか、そういうもの一つとってみてもみんなでやっていた。草刈りだとか集団でやっていたものがなかなか維持できなくなってきたり、自治そのものが成り立っていくかどうかっていうのもありますよね」

そして多くの人が共通して口にした「不安」があります。

住民:
「なくなっちゃう、この地区がなくなっちゃうみたいなこともあり得なくはないのかなっていう心配はありますけどね」