死んだと思っていた息子からの手紙

しかし、それから24年後友枝さんのもとに死んだはずの武志さんから1通の手紙が届きました。

「長い間消息を知らせませんでしたので心配をおかけしましたが、ご安心ください」

1987年、39歳になった武志さんと北朝鮮で運命の再会を果たした友枝さん。息子の一時帰国を求め続ける中、最初の再会から10年後、拉致被害者の救済を求めるメンバーらとともにある行動を起こします。

寺越友枝さん
「ウチの武志を助けてください」

一時は拉致被害者の家族会にも期身を置きましたが、武志さんに影響が出るのではと息子をおもんぱかり、家族会を離れ一時帰国を求める署名集めなどに奔走します。