身近で増えている…と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

インフルエンザの感染者数についてです。

2月19日から1週間のインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり11.38人で、2週ぶりに増加に転じました。

保健所別では、飯田が19.71人と最も多く、次いで伊那が19.25人、上田が13.75人と続いていて、そのほか、長野市、佐久、諏訪、松本を合わせ7つの地域で、依然、注意報レベルを上回っています。

長野県内のインフルエンザ感染者は、これまで『A型』が主流でしたが、年明け以降発生し、いま拡大が懸念されているのが『B型』です。

長野市保健所の小林良清(こばやし・よしきよ)所長に注意点を聞きました。

長野市保健所・小林良清所長:
「このピークがインフルエンザで、去年の秋、その後減少したときに、コロナが増え始めて、同時流行かと注視したが、結果的にコロナは減少に転じているので、今はインフルエンザが流行していると考えている」

長野県内のインフルエンザは、これまで年末にかけて感染者が増え、年明けの1月か2月ごろに感染のピークを迎えることが一般的でした。

ところが、今シーズンは、2023年9月には県が流行期入りを宣言し、11月には「警報」が発表され、いつもより早く感染が広がりました。

ピーク時に比べると減少しているものの、年明け以降は横ばい傾向で、そうした背景に、ウイルスの型が異なっていることがあると、小林所長は指摘しています。

長野市保健所・小林良清所長:
「赤と黄色がA型のグループ、去年の秋からのピークは全てA型。年明け後、グラフの水色の棒グラフはB型のインフルエンザウイルスになる。A型のウイルスが一段落した後、B型のウイルスが広がった」

小林所長によりますと、A型B型どちらも、症状や特長にそれほどの違いはなく、県内でも流行当初はA型だったウイルスが、年明け以降は、B型が確認されるようになったということです。

全国的にはB型ウイルスの広がりが懸念されていて、今シーズン、すでにA型にかかったからといって、B型にかからない保障はないということです。

長野市保健所・小林良清所長:
「これから受験や歓送迎会などあるけれど、そういった行事に関わらず、症状を感じた人は、外出をしない、マスクをつけることを徹底してほしい」

小林所長は、マスクや手洗いなど、状況に応じた基本的な感染対策の徹底にも、留意してほしいとしています。