アメリカ大統領選挙に出馬する共和党の候補者レース。現地3月5日には予備選挙が集中するスーパーチューズデーを迎えます。トランプ前大統領の対抗馬のニッキー・ヘイリー氏は、これまでの選挙戦で苦しい戦いを強いられてきましたが、現地3月3日に行われた首都・ワシントンの予備選挙でトランプ氏に初勝利。ヘイリー氏の経歴を紹介します。
共和党 ニッキー・ヘイリー氏とは?
ニッキー・ヘイリー氏はアメリカ南部サウスカロライナ州出身の政治家です。1972年生まれ。52歳。同州の州議会議員を経てその後、州知事になりました。また、2017年〜2018年のトランプ政権下では「国連大使」を務めました。
ヘイリー氏の経歴は?
ニッキー・ヘイリー氏はインドからの移民2世で、2005年にサウスカロライナ州の下院議員になり、その後、2011年にサウスカロライナ州知事になりました。知事在任中の2015年に9人の黒人が白人に射殺される事件が起きた際にヘイリー氏は「南軍旗」の撤去を求め、全米の注目を集めました。トランプ政権下で務めた国連大使としては、北朝鮮への制裁やイランに対する圧力強化などの外交政策を支えました。2023年2月に大統領選への出馬を宣言します。

ヘイリー氏の支持率は?
共和党の候補者レースでは、全米支持率でヘイリー氏はトランプ氏に大きくリードされています。2月25日時点の支持率はトランプ氏77.3% vs ヘイリー氏15.1%です。(※リアルクリアポリティックスより)
ヘイリー氏の主な発言、トランプ氏への批判
選挙戦の劣勢が伝えられる中、ヘイリー氏は2月20日に緊急会見を開き、自身の進退について「撤退しない」と明言しました。その中で、トランプ氏への批判を強めています。その一部を紹介します。
「従軍している人をバカにするのはおかしい」(ヘイリー氏の夫が従軍してアフリカに派遣されていますが、トランプ氏がそれを揶揄したことを受けて)
「選挙献金を75億円も自分の裁判費用に充てるのはおかしい」
「ロシアにNATOの国を攻撃するようけしかけるのはおかしい」
「トランプ氏は自分のことばかり。過去の自身の亡霊にとらわれている」
ヘイリー氏の共和党批判
2月20日の緊急会見では、トランプ氏の批判だけではなく、「トランプ党」になってしまった共和党の実態への批判も繰り広げました。その一部を紹介します。
「多くの共和党員が表ではトランプ氏のことをほめたたえているが、陰では嫌っている」
「共和党の政治家たちはつまはじきにされるのを恐れて圧力に屈している」
「私はトランプの復讐を恐れていない」
「彼の指輪にキスする必要はない」(=トランプ氏に服従する必要はない」
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