一部区間で不通となっているJR肥薩線は復旧されるのか議論が続いています。

肥薩線は不通となる前から年間9億円の赤字が出ていた路線で、復旧しても事業として持続させられるかが課題となっています。

復旧に慎重な姿勢のJR九州は「観光だけでなく日常の利用増加が不可欠」と復旧を希望する県に要望しています。

きょう(2月28日)は県と沿線地域の自治体の協議会が開かれ、出席した市長村長からはくま川鉄道との連携や将来の需要創出のため子どもへの働きかけを進めることなど、更なる取り組みが必要との認識を示しました。

県は次回の検討会議でJR九州に対し、復旧を望む地元の熱意を伝えたいとしています。