日本の昔ながらの文化を次の世代へつなげたい。
35歳ある男性の挑戦です。
夜、人通りが絶えた、しなの鉄道・御代田(みよた)駅前。
しかし、雑居ビルの2階にあるスタジオには、活気があふれていました。
4歳から50歳まで80人が通う『オドリヤ』でブレイクダンスを指導するのは、安喜正紀(あきまさき)さん35歳。
17歳の時からストリートで腕を磨き、3年前に友人とふたりでこのスタジオを立ち上げました。
安喜正紀さん:
「接してみると、みんないい子たちばっかりなので、楽しくやらせてもらっています。解放の意味合いがストリートって強くて、そういう意味では社会のいろんな営みの中で、自分が本当に楽しくできる場所をつくるっていうような、そういう部分がちょうどよかったのかもしれません」
ダンサーの安喜さんにはもうひとつの顔がありました。
それは、焼き芋屋さん!
昔ながらにこだわり続けるそのわけとは?
長野県軽井沢町のダンサー安喜正紀(あきまさき)さんのもう一つの顔は、焼き芋屋さん。
出発前、自宅近くにある駐車場で営業の準備をします。
一定の火力で芋を焼ける『ガス』を使う業者が多いといいますが、安喜さんは『薪』を選びました。
安喜正紀さん:
「アナログですけど、単純にそういうものが好きなのかな。おじいちゃんおばあちゃん子で。家に古いものがいっぱいあったんですね。そういうものが、だんだんおじいちゃんおばあちゃんも年取ってきて、色々リフォームしたりとか、だんだん知ってたものがなくなっていくんですけど、新しくなったものって、きれいなんですけどちょっと寂しいんですよね」
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

小学生がホームと電車のすき間に…とっさの判断で助けてくれたのは「かっこいいお兄さん」 お礼が言いたい!SNS拡散を通して救助した高校生2人と再会

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「よかった、生きている」北アルプスで400メートル滑落し大けが 九死に一生を得た東京都の男性 救助待つこと2日間 雪の中でどう生き延びた?長野
