岩手県奥州市の水沢地方で古くから伝わる「くくり雛」が28日からまちを彩っています。
「くくり雛」は厚紙に綿をつけ布で「くるむ」=「くくる」ことからその名がついたと言われています。
水沢地方では明治から大正にかけて主に商家の女性によって盛んに作られ、桃の節句を楽しみました。
市内3つの会場で28日に始まった「くくり雛まつり」のうち、メイン会場のメイプルには地元の保存会のメンバーが作ったおよそ500体が飾られています。
10年前後をかけて作った11ある7段飾りはそれぞれが趣向を凝らしたデザインで彩られています。
また郷土芸能の「鹿踊り」や伝統行事「火防祭」も「くくり雛」の技法で表現されていて見所の1つです。
水沢に春の訪れを告げる「くくり雛まつり」は3月3日まで開かれています。
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