「大谷翔平」の名前使用に1000万円? 中国企業の狙いは?
こうした企業の本当の狙いはどこにあるのでしょうか?
例えば「ライセンス契約」です。
こういった商品を売ろうとした場合、50~100万円の権利使用料を支払わなくてはならなくなります。さらに、著名ブランドや大谷選手本人とのパイプも狙っている可能性があるということです。
もう1つが「商標権の売却」です。
もしこの商標権を売却するとなると売却額は1000万円以上になる可能性もあり、こうした狙いでの申請の可能性もあるということでした。

ただ、押本さんによると「大谷選手のような著名人の商標登録には本人の承諾が必要。申請は認められない可能性が高い」ということです。
ホラン千秋キャスター:
アスリートの皆さんには知名度の高い選手もいます。それを悪用しようとする会社があるのはどうでしょうか?
元競泳日本代表 松田丈志さん:
大谷選手の今後の活動やそれをサポートするスポーツメーカーの事業を邪魔しないで欲しいと思います。
選手の名前がついた商品で、世界で一番有名なのはバスケットのマイケル・ジョーダンの「エア ジョーダン」だと思いますけど、今後、大谷選手の活躍次第では大谷選手モデルのグッズが出る可能性もあると思いますし、そういうときに邪魔にならない状態になってほしいです。
