よさこい祭りの“衣装”にスポットを当てた展示が、高知市で開かれています。人気チームの衣装を実際に着ることもでき、各チームが衣装に込めた“こだわり”が垣間見えます。

高知市の「高知よさこい情報交流館」では、よさこい祭りの“衣装”にスポットを当てた「よさこい衣装展」が開かれています。

「衣装展」は2015年から行われていて、会場には、去年の祭りの受賞チームや商店街チームなどから寄贈・貸し出された22点が展示されています。

(京面龍太郎アナウンサー)
「会場には、TACYONやDDよさこいチームなど、人気チームの衣装がずらりと並んでいます。いずれも、去年の祭りで使われた最新の衣装ということで、ファンにとってはたまりませんね」

衣装制作の流れも説明されていて、デザイン画と出来上がったサンプルを見比べると、制作の過程での細かいこだわりが垣間見えます。また、2018年以降に祭りに出場した8つのチームの衣装11点を試着することもできます。

(京面龍太郎アナウンサー)
「こちらが、去年よさこい大賞を受賞した、とらっくよさこい(ちふれ)の衣装です。表には蓮の花、そして後ろ側にはメラメラとした炎が描かれています。さらに腕を畳むと般若が現れます。こうした体験ができるのも、この展示会ならではですね」

(高知よさこい情報交流館よさこいコンシェルジュ 中屋日菜子さん)
「それぞれの(チームの)こだわりが詰まった、自由な衣装がたくさん見られるところが魅力的。近くで衣装を見る機会はそんなに無いので、チームのテーマやこだわりを知って、そのうえで細かいところまで衣装を見て楽しんでいただけたら」

「衣装展」は3月26日まで、高知市の「高知よさこい情報交流館」で開かれています。