初球から積極的に振って、確実にとらえていく打撃は、相手にとって脅威だ。NTT西日本で入社2年目を迎える水島滉陽内野手(23)。1年目から社会人の名門チームでレギュラーをつかみ、主に1番打者、3番打者として活躍。プロのスカウトからも注目される存在になった。(取材・文 MBSアナウンサー金山泉)

 2023年はガムシャラに過ごした1年だった。「練習もきつくて、自分のことで精一杯でした。」と振り返る水島。7月の練習中に腰を痛めた影響で都市対抗はスタメン出場できず、体のケアの大事さも痛感したという。

 小学生時代から、関東では水島の名は知られていた。