3月3日の「ひな祭り」を前に、城下町 新潟県 新発田市では貴重なモノから豪華なモノまで、たくさんのひな人形が楽しめるイベントが開かれています。

【記者リポート】「蔵春閣の入口から入ってすぐ、次郎左衛門雛が出迎えてくれます」

市内の16か所で70組のひな人形を見て回れるイベントで、今年で3回目を迎えます。

蔵春閣の1階に飾られているのは、「次郎左衛門雛(じろうざえもんびな)」。江戸時代の代表的な衣裳雛で、目や鼻、丸い顔立ちが当時の上品さを伺わせます。

【記者リポート】「階段を上って2階の大広間には、存在感のある2組のひな人形が展示されています。
2階には、こちらも江戸時代の代表的なひな人形である「古今雛」と

衣装や小道具が豪華な「享保雛」が存在感を放っています。

【訪れた人は】「蔵春閣にふさわしいお雛様だなと思って見ていました」

【しばたひなびらき 伊藤正仁 実行委員長】「ひな人形が神社、仏閣と非常にマッチするんですよ。そこが非常に見ごたえなのかなと思っています」

一方、こちらのお寺では豪華なひな人形の数々が展示されています。

【記者リポート】「こちらのひな人形は一般家庭で飾られていたもので、ひな壇の下にはメッセージが」

所有者とひな人形との思い出が記されているんです。それぞれのひな人形にまつわるエピソードと街歩きが楽しめる「しばたひなびらき」は来月29日まで行われます。