国会では自民党の派閥の裏金事件をめぐり、立憲民主党の野田元総理は政治倫理審査会の公開を岸田総理に迫りました。

岸田総理は安倍派幹部らに説明責任を果たすよう働きかけていく考えを示し、政倫審の公開・非公開については、国会が判断することだとして具体的な言及は避けました。

立憲民主党 野田佳彦 元総理大臣
「説明責任は誰に果たすんですか、国民のために果たすんでしょ。当然公開すべきじゃないですか。政治倫理審査会は、完全公開でやれと指示したらどうですか」

岸田総理
「原則として、傍聴は認めない。そして本人の意思を尊重するという規程の中で、具体的にどう対応するのか。これが今、国会において、今、判断されようとしている」

裏金事件を受けた政治倫理審査会の開催をめぐっては、松野前官房長官ら安倍派・二階派の幹部5人が非公開での審査を申し出ていますが、岸田総理は「完全非公開は過去1回しかなかった」と話した上で、公開・非公開は国会が判断することだと強調しました。

こうした中、与野党は午後、衆議院・政倫審の幹事会を開き、開催方法などをめぐり協議します。野党側は「説明責任を果たすには公開すべき」と主張していて、自民党内からも「完全非公開は許されないだろう」との声も上がっています。

自民党内には、▼冒頭の弁明部分の公開や、▼議員の傍聴を認める案などが出ていて、本人の意向も含め、調整が行われるものとみれらます。

与野党の調整がつけば、政倫審は今週28日・29日に開催される見通しです。