高知県内の中学野球界の“春のセンバツ”、「高知県中学校選抜野球大会」の組み合わせ抽せん会が開かれ、出場チームの対戦相手が決まりました。
この大会は、県中学校体育連盟やテレビ高知などが毎年春に開催していて、76回目となる今年は41校・26チームが出場します。24日の組み合わせ抽せん会では、各チームのキャプテンがくじを引き、対戦相手が決定しました。

抽選の結果です。去年夏の選手権大会を制した香長は、葉山と土佐の勝者と対戦します。その葉山と青柳は、ともに単独チームとしては12年ぶりの出場で、青柳は宿毛・宿毛東の連合チームと対戦します。

去年、初めて決勝に進出し準優勝した西部は、田野・馬路・奈半利の連合チームと対戦します。そして去年ベスト4の明徳義塾は、大津と、城西・城北・潮江の連合チームの勝者と対戦します。同じく去年ベスト4の介良は大月・清水の連合チームと対戦します。

今年はコロナ禍を経て5年ぶりに開会式が行われ、抽選の結果、選手宣誓は大月・清水連合の宮添穂垂(みやぞえ・ほたる)主将が務めます。
この大会で優勝経験があるのが、3月の「侍ジャパンシリーズ2024」メンバーに選ばれた、広島東洋カープの田村俊介選手です。明徳義塾中学校時代の2018年の大会で、主将として投打で活躍し、チームを優勝に導いています。今年の大会からも、大舞台へと羽ばたく選手が輩出されることが期待されます。
大会は3月25日(月)に開幕し、日程が順調に進めば3月30日(土)に決勝が行われます。














