子どもたちに理科の楽しさを知ってもらおうと、高知工業高等専門学校の女子学生たちが高知市のショッピングモールでイベントを開きました。

高知市のイオンモール高知で行われたのは、子どもたちに理科の楽しさを知ってもらおうという「リケジョひろば」です。高知高専の女子学生たちでつくるグループが開催し、今回で10回目です。23日は量販店の開店直後から大勢の子どもたちが訪れ、学生たちに教わりながらプログラミングをしたり、水と油が分離する仕組みを使ったボトルを作ったりして、楽しそうに体験していました。

以前は男子学生がほとんどだったという高知高専ですが、現在は女子学生が全体の3割ほどを占め、その割合は少しずつ増えてきているといいます。

▼高知高専5年三好春奈さん
「工業系と男性のイメージが強かったり技術系で女性には難しいイメージがあると思うそういうところからリケジョを観点において女性でも工業系の仕事がたくさんあることを知ってもらえたらいいなと思う子どもに分かりやすいようにおもちゃ感覚で作ってもらうことを意識小学生も中高生もみんなが楽しめるような広場になったらいいなと思う」

「リケジョひろば」の次回の開催は6月に予定されていて、高知高専はイベントを通して「リケジョ」が増えるきっかけになればとしています。