世界のトップスケートボーダーを育成する新事業が、新潟県村上市のスケートパークで始まりました。23日は全国から選抜された選手が集まり、質の高いトレーニングが公開されました。

村上市スケートパークで始まったトップスケートボーダーを育成する新事業、その名も「アスリートクラス」です。村上市出身の平野歩夢選手のようなアスリートを育てたいと、東京都の企業が「企業版ふるさと納税」を活用し、1500万円を寄付して実現しました。

【ラヴォックス 牛嶋渉代表】
「新潟県村上市、この聖地であるスケートボードが世界で発展していくようなきっかけになってほしいなと思っています」
黒崎貴之キャスター
「オープニングセレモニーの後は、対象選手による練習がさっそく行われています」
この「アスリートクラス」の対象は、国の強化指定選手や市が主催した大会の優勝者、そして地元枠の選手です。

こちらのエアマットは村上市のスケートパークでしか体験できないもので、選手の技術向上に役立てられます。
【アスリートクラスの選手】
「(着地が)恐くないのでいろんなことに挑戦できます」
また「足裏センサー」は、ジャンプや着地のときにかかる力を数値化し、解析してくれます。

【アスリートクラスの選手】
「どれくらいしゃがむかとかは、数字にしたほうが分かりやすいから、それでもうちょっとしゃがんだほうがいいなとかが分かるから分かりやすくて良いと思う」
選手たちは全国から月に2回ほど村上市に集まり、練習に励むということです。

【アスリートクラスの選手】
「私はこのマット練習を通して技をたくさん増やして大会でもできるようにしたいです」
「平野歩夢選手のように大きな技で大会に出たいです」
質の高いトレーニングで村上市から世界で活躍する選手の輩出を目指します。