飼いネコが世話をできない数まで増えてしまう「多頭飼育崩壊」などにより保護されたネコの譲渡会が、23日、盛岡市で行われました。

譲渡会は前日の「猫の日」にちなんで盛岡市のNPO法人「もりねこ」と盛岡市保健所が盛岡タカヤアリーナで開きました。
譲渡の対象になったのは生後6か月から10歳までのネコ合わせて15匹で、訪れた人たちはそのかわいらしい姿に見入っていました。
「もりねこ」と盛岡市保健所は2017年度から共同で保護ネコの預かりや譲渡会を行っています。市内ではかつて多頭飼育崩壊などの問題で毎年50匹から100匹のネコが殺処分されていましたが、取り組み開始以降、殺処分ゼロが続いています。
譲渡会は3月24日に盛岡市南仙北の岩鋳鉄器館でも開催されます。