子どもたちの健やかな成長のために、小学校の保護者や教員などで構成される任意団体「PTA」。小学校単位や県単位などで構成される連合会や協議会が存在しますが、学校単位のPTAが上部組織から退会する動きが進んでいます。
来年度から退会を決めた小学校PTAに話を聞くと、負担となっているPTA業務の存在が見えてきました。

大山小学校 PTA会長 赤松雄一郎 さん
「子どもと接する時間。土曜日や日曜日に子供たちと接したいけれども、PTAの活動で接する時間がなくなっていく。これはもう、本末転倒なのかなって私は思いますよ、正直」

このように話すのは、鳥取県西伯郡大山町の大山小学校でPTA会長を務める赤松さん。

2024年度から、西伯郡では初めて、郡の小学校単位のPTAで構成される「西伯郡小学校PTA連合会」から退会することを決めました。