“実感なき株高”バブル期との違いは?
小川彩佳キャスター:
大台を突破したということでまた“あの感じ”が戻ってくるのかといったら、全くそうではなさそうですね。
23ジャーナリスト片山薫:
まず、今がバブルかどうかを考えたいのですが、一つ参考になるのが「株価収益率(PER)」という株価が割安か割高かを示す指標で、15倍が大体適正と言われています。

バブル期は、「株価収益率」が60~70倍あったそうです。それが今は16倍程度ということなので、あまりバブルではないと言われてますし、当時は、個人投資家が「財テクブーム」でかなり熱中していましたが、今は外国人投資家のプロが中心、自社株買いなので、あまり過熱感はない、“バブってはいない”と説明されてますね。
小川キャスター:
景気が良くなったという実感はありますか?

芸人 プチ鹿島さん:
実感はないですね。僕の実感だと、89年って政治とカネが大問題になって、それ以来、今、また政治とカネの問題が出ているなという実感です。株価に関してはないですね。
実際、賃上げの話とか、消費がまわっているか、生活が困るというニュースもあるじゃないですか。どういう状況なんだろうなと思いますね。