株価バブル超えも…あの頃と何が違う?
1989年といえば...元号が平成に変わり、日本は空前の好景気。いわゆる、“バブル”です。

当時の証券マン
「とにかく金余っちゃってるんだから」
好景気の象徴はタクシーを待つ長蛇の列でした。客が1万円札を手にタクシーを停めていた時代です。
22日夜、当時を知るタクシーの運転手に話を聞くと…

バブル期を知るタクシー運転手
「(当時は)朝まで飲んで上司がタクシー代を皆に配るという時代だった」
バブル期を知るタクシー運転手
「『銀座から六本木まで6000円で行ってくれ』中には『1万円で行ってくれ』というお客さんもいた」
ーー今は?
「今はそんなこと全然ないです。まずないです」
株価はバブル期を超えましたが、まだまだ私たちの生活が潤う実感はありません。

60代会社員
「昔の方が残業も多かったけど、給料も毎年ベースアップがすごく大きかった」
60代会社員
「何かの間違いじゃないかって気がする。そのまま(株価が)上がっていくことはないだろうから下がる一方だと思う。先行き不安しかない」