カメラマン
「ゼリーをもらいました」
ひとりひとりに、アカカゲくんおすすめの違うドリンクをしっかり選んでくれているようです。
こうした馬たちの様子をSNSで発信するのには、乗馬センターに足を運んでもらいたいという思いに加え、スタッフのこんな思いがありました。

大山乗馬センター 實松喜美恵さん
「年間何千頭も競走馬の世界にデビューする馬がいるということは、それだけの数の引退馬が出るということで、その引退馬のほとんどが行き先がないという。いま日本全国でも引退馬の再調教をしながら、第2の人生を歩ませてあげようという活動が増えてきています」
50年以上の歴史がある大山乗馬センターは、オープン当初から引退馬の受け入れを続けていて、今ではほぼすべての馬が引退馬です。
馬たちの普段の様子をSNSで発信することで、多くの人に馬の魅力を知ってもらいたいと話します。
大山乗馬センター 實松喜美恵さん
「馬がこうやって皆さんに見てもらえて、色んな事ができるよっていうことが世の中の皆さんに分かっていただくと嬉しいです」
アカカゲくんは、きょうもみんなにおススメのドリンクを選んでいます。