22日の東京株式市場で、日経平均株価が3万9000円を突破し、およそ34年ぶりに史上最高値を付けました。
バブル期をもしのぐ歴史的な株高の一方で、市民からは実感が薄いという声も多く聞かれました。


22日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は、21日と比べ実に836円高い3万9098円となり、初めて3万9000円台を突破。

バブル期以来、およそ34年ぶりに史上最高値を更新しました。

長野證券の法人営業部長・宮嶋伸明(みやじま・のぶあき)さんは、株価上昇の背景としてアメリカの半導体関連企業の業績が好調なことや、日本のデフレ脱却が近づき、外国人投資家の評価が変わってきたことなどを挙げます。

宮嶋部長:
「値上げをすれば、企業も業績が良くなるので、その良くなった業績を従業員に還元できるわけです。それで消費が上向いて、さらにまた企業業績も良くなるという好循環に入りつつある」

県内の上場企業でも株価上昇が目立ちます。

長野證券によりますと、2023年の年末の終値と21日の終値を比較すると、守谷商会が32.96%、竹内製作所が19.25%、セイコーエプソンが15.04%、八十二銀行は13.06%それぞれ株価が上がっています。

34年ぶりの史上最高値に街の声は…

男性:
「ずっと日本経済が落ち込んでいて、早く回復して、いい方向に向かえればと願っています」

女性:
「NISA始めたとか、始めなくちゃとか多くなってきたと思います。とりあえずNISAにしましたけど、それまでは興味なかったです」

男性:
「特に(景気が)いいとは思ってないです。株価だけが上がっていて」

男性:
「あまり(景気がいいとは)感じない。物価高もあるし、見合った給料の上げ幅がない」

バブルをしのぐ株の高値なのに、なぜ実感できない人も多いのか ?

長野證券の宮嶋さんは、30年続いたデフレで、株式や不動産など下落のリスクがある資産を保有する人が減ったことと、物価高が背景にあると指摘します。

宮嶋部長:
「株高になっても自分の持ってる資産が上がったという実感がないというのが一番の理由」
「あとやっぱり株も上がるが、かたや円安で、物価の上昇ということもあって、生活が楽にならないという消費者の見方というのも大きいのかなと思います」