子どもたちが本に触れる機会を増やしたい。高知市内の小学校に絵本を届けるためのクラウドファンディングがスタートします。すべての学校に大きな“パンどろぼう”を届けることが目標です。
クラウドファンディングを行うのは、『高知の子どもたちへ本を届ける会』です。子どもたちの読書の機会を増やしたいと、県の元教育長、大﨑博澄さんを中心に県内企業の有志で立ち上げました。
最初のプロジェクトとして高知市内すべての小学校に県出身の絵本作家柴田ケイコさんの“パンどろぼう”を届けるためのクラウドファンディングを行います。届けるのは読み聞かせ用の「ビックブック」。子どもたちが本の楽しさを知り、図書館や書店に足を運ぶきっかけになればという願いが込められています。
(高知の子どもたちへ本を届ける会 大﨑博澄さん)
「脳内辞書を厚くしておけば、人とコミュニケーションをとったり、ものを考えたりする時、この辞書がものすごく役に立つ。優しさもこの脳内辞書が厚いほど、優しさが大きくなると思う。そういう力を、勉強するもとになる力を、生きていくもとになる力を、子どもさんたちにつけてあげたい、その入口に絵本があると思う」
クラウドファンディングは3月中旬にスタートし、目標金額は70万円。本は、5月から6月にかけて各小学校に届けたいとしています。














