ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、まもなく丸2年となります。ロシアには北朝鮮やイランからの兵器供与が指摘されるのに対し、ウクライナは欧米からの支援が滞り、深刻な兵器不足に直面しています。
記者
「キーウ近郊の森の中にできた巨大なクレーター。着弾したのは北朝鮮製のミサイルの可能性が指摘されています」
ウクライナの首都近郊に残る、1週間前のミサイル攻撃の傷跡。ウクライナメディアは撃ち込まれたミサイルについて、北朝鮮がロシアに供与した可能性を報じています。
被害を受けた家の住人
「こっちの屋根も壊れた。向こうからここまで、すべての窓が爆風で吹き飛んだ」
一時は兵器不足が指摘されたロシア。しかし、北朝鮮による弾薬提供の動きや、イランからの弾道ミサイル供与が指摘されています。これに対し、ウクライナは…
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「特に射程の長い武器の不足によって、プーチン大統領に激しい戦争への適応を許している」
深刻な兵器不足に直面。
ゼレンスキー大統領は繰り返し支援を訴えていますが、アメリカでは支援予算成立の見通しが立たず、EU=ヨーロッパ連合でも3月までに供給できる砲弾は目標の半分強にとどまる見通しです。専門家は…
ハドソン研究所 ブライアン・クラーク氏
「ウクライナは砲弾の供給源として韓国に期待することができますが、資金が必要です。資金はEUとアメリカから提供されることになっていますが、なかなか来ないんです」
また、ウクライナに兵器が届かない事情についてEUからは…
EU ボレル外交安全保障上級代表
「ウクライナへの砲弾の供与を最も早く、安く、より効果的に増やす方法は、第三国への輸出を止めることです」
ウクライナを支援するEUであっても、加盟国はビジネス面では自国の軍需企業の兵器類をウクライナ以外の国にも輸出しているのが実情です。
記者
「これがウクライナに供与された同じタイプのレーダーです。250キロの範囲でミサイルなどを検知できるということです」
ウクライナにも提供されている防空レーダーシステムを製造するフランス企業「タレス」。
去年から今年にかけ、ウクライナの隣国モルドバとバルト3国のリトアニアと相次いで契約を結びました。ロシアの脅威に備える狙いです。
さらに、近年需要が高まっているのは…
防衛大手「タレス」レーダー販売戦略担当 エリック・マルソー氏
「去年はインドネシアやマレーシアと契約を結びました。アジアは我が社にとって重要な地域のひとつであり、かなり多くのニーズがあります」
南シナ海で中国の圧力に直面する東南アジアの国々の名も挙がっていました。
終わりが見えないウクライナ侵攻の陰で、ほかのエリアでも広がる緊張。各国が危機感を強めています。
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