岩手県の宮古保健所管内の教育・保育施設でノロウイルスおよびサポウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生し、園児16人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。今年度県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は69件(前年度同時期101件)です。

県によりますと、宮古保健所管内の園児104人、職員47人が在籍する教育・保育施設で2月10日から20日にかけて、園児16人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。検査の結果、症状のある6人からノロウイルスまたはサポウイルスが検出されました。重症者の報告はなく、症状のある人はいずれも回復傾向にあるということです。