乾シイタケの生産が盛んな、大分県豊後大野市で子どもたちがしいたけの菌を原木に打ち込む駒打ちを体験しました。

(駒打ちをする女子児童)「しいたけでてこ~い」

豊後大野市の乾シイタケ生産者らでつくる団体は地元の特産品について知ってもらおうと毎年、駒打ちの体験授業を開いています。

豊後大野市三重町の新田小学校にきょうシイタケに詳しい県豊肥振興局の佐藤匠さんが訪れ、栽培方法とともにこの30年間で消費量が全国的に減少している現状を説明しました。

このあと、3年生の児童10人が電動ドリルでクヌギに穴を開けたほだ木におよそ2センチのシイタケの駒を金づちで丁寧に打っていきました。

(児童)「ハンマーで木を叩いて楽しかった」「駒を全部打てたか確認するのが難しかった」「作ったしいたけをお母さんと一緒に食べたい」

21日駒打ちしたほだ木には来年の10月ごろ、シイタケが生えてくるということです。