大雨をもたらす線状降水帯の予測精度を高めるため、気象庁は来月から、新しいスーパーコンピュータシステムを導入します。

記者
「気象庁の新しいスーパーコンピュータ、計算速度はいままでの2倍になりました」

気象庁は来月5日から、大雨をもたらす線状降水帯の予測精度を高めるため、新しいスーパーコンピュータシステムの運用を始めます。

新しいシステムの運用に向けて、気象庁は、東京・清瀬市にある「気象衛星センター」に、これまでの2倍の計算能力がある新型のスーパーコンピュータを導入しました。

これにより、局地的な大雨に適したプログラムでの予測時間を現在の10時間から18時間に延長できるということで、気象庁の担当者は「災害を防ぐために、予測精度の向上に努めたい」としています。