北極圏の刑務所で死亡したロシアの反体制派指導者・ナワリヌイ氏について、当局が親族に対し14日間遺体を引き渡さないと通告したことが明らかになりました。
ナワリヌイ氏の広報担当者は19日、当局が母親と弁護士に対し、ナワリヌイ氏の遺体は「化学検査」を行うため14日間は引き渡さないと通告したことをSNSで明らかにしました。
広報担当者は「検査は明らかな嘘だ。殺人の痕跡を隠蔽するために遺体を隠している」と非難しました。
ナワリヌイ氏の妻 ユリアさん
「なぜプーチンが3日前に彼(ナワリヌイ氏)を殺したのか知っています。ほどなくお伝えできるでしょう。誰がどのように犯行に及んだのか明らかにします」
ナワリヌイ氏の妻・ユリアさんは公開した動画で、夫の死に政権側が関与していると主張したうえで、「遺体を返さないのは毒物の痕跡が消えるのを待っているからだ」と述べ、強く非難しました。
人権団体によりますと、遺体引き渡しを求める嘆願書はこれまでに6万件を超えましたが、ペスコフ大統領報道官は遺体の引き渡しについて「われわれはこの問題には関与していない。大統領府の職務ではない」と述べています。
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