韓国で医学部の定員拡大に反対する研修医が事実上のストライキに突入し、医療活動に影響が出ています。

韓国政府は来年度から、医学部の定員を2000人増やすと発表しましたが、医師団体は「教育の質が下がる」などと猛反発。

韓国政府によりますと、きのうの時点で、ソウルの5大病院などに勤める6415人の研修医が退職届を提出し、そのうち1630人がストライキに入ったということです。

この影響で少なくとも25件の手術ができなくなり、政府は離脱した研修医に「業務開始命令」を出し、従わなければ、法的な措置も辞さない方針です。