新潟県の新年度予算案などを審議する2月県議会が9日、開会しました。自民党の荒木法子 県議が出産のため県議会を欠席しました。県議が出産で議会を欠席するのは初めてのケースで、荒木県議は今後、委員会で導入される見通しのオンラインでの参加を検討しています。

19日に開会した2月県議会。県の新年度の一般会計予算案には1兆2872億円が計上されています。

【花角知事】「結婚から妊娠出産子育てまで切れ目のない支援を市町村や民間団体と連携しながら強化していく」

予算案では最大の課題である人口減少への対応として空き家をリノベーションし子育て世帯に販売する事業者に補助金を出す「にいがた安心こむすび住宅推進事業」におよそ1億6000万円などを計上。子育て世帯への支援に力を入れています。

また、子育て世代である自民党の荒木法子県議 42歳が19日の本会議を産休取得のため欠席しました。県議が出産のため議会を欠席するのは初めてのことです。

県議会は産休のほか、感染症や災害などで直接の出席が難しいケースを想定して、委員会のオンライン化を検討していて、早ければ来月上旬にも実現する見通しだということです。

荒木県議はオンライン化が導入されれば出席を検討したいとしています。

2月県議会は来月22日まで続きます。