能登半島地震の発生からきょうで50日目。被災地の石川県穴水町では、きょうから避難所や病院などを結ぶ循環バスの運行が始まりました。

記者
「きょうから始まった循環バスですが、穴水駅を出て、町内の避難所を巡ります」

この循環バスは、震災前に走っていた「まちなか100円バス」の代替措置として運行が始まり、のと鉄道の穴水駅を発着し、まちの中心部にある医療機関や町役場と避難所をつなぎます。

穴水町が平日のみ一日3便を走らせ、料金は当面無料です。

きょうは午前8時半に第1便が出発するのに合わせ、通勤で利用するという男性の姿が見られました。

利用者
「ありがたい。今までは歩いて行った。40、50分かけて」

穴水町観光交流課 牛谷政樹 課長補佐
「きょうはすごく小さな一歩かもしれないが、こういうのを積み重ねて、通常の生活に戻れるよう頑張っていきたい」

穴水町では現在も、26の1次避難所で700人近くが生活を続けていて、町は今後、他の避難所と医療機関を結ぶ路線を増やすことも検討し、高齢者が多い被災者の利便性を高めていきたいとしています。