地元に伝わる伝統工芸品づくりを体験です。
仙台市の中学生が「雄勝石」を使って、自分でデザインした硯作りに挑戦しました。

硯作りをしたのは、仙台育英学園秀光中学校の1年生50人です。
宮城県登米市東和町にある校舎で行われた体験活動では、生徒たちが思い思いのデザインを描いた後、職人のアドバイスを受けながら、雄勝石を使って硯を彫っていきました。

生徒:
「一番難しかったのは、海と陸の違いがあるので、海のところを深く深く彫る、そこを考えさせられました」

「職人さんが石を削って作ってくれるのは、大変なことだと分かったので、職人さんにも感謝しないといけない」


この活動は、地域に伝わる伝統工芸について、理解を深めてもらおうと行われました。

生徒たちが彫った硯は、今年中に職人によって仕上げられ、来年の書初めで使われるということです。