自民党の高木国対委員長は与野党の国対委員長と会談し、演説中に銃撃され亡くなった安倍元総理の追悼演説を来月5日に行うことを提案しました。

自民党の高木国対委員長は、きょう(20日)公明党や立憲民主党の国対委員長と相次いで会談しました。

立憲民主党の馬淵国対委員長に対しては、臨時国会の会期を来月3日から3日間とし、最終日の5日に安倍元総理の追悼演説を行う方向で検討していることを伝えました。

自民党 高木毅国対委員長
「安倍元総理の追悼演説を今国会中にさせていただきたいと思っている」

高木氏によりますと、安倍元総理の追悼演説を誰が行うかなどの詳細は現時点では決まっていないということで、遺族の意向を汲みながら、引き続き調整するということです。

国会では、現職の国会議員が死去した場合、本会議で追悼演説を行うことが通例となっていて、これまで、総理経験者が死亡した場合は、他党の党首や総理経験者が演説するケースが多く見受けられます。