核燃料サイクルは「見直し必要」

そもそも、この核燃料サイクルは「夢の原子炉」とアピールされた高速増殖炉の稼働を前提にしていました。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを使い続けることができる原子炉ですが、高速増殖炉「もんじゅ」はトラブル続きで、実用化できないまま廃炉が決まったのです。長崎大学の鈴木達治郞教授は「核燃料サイクルは破綻している。費用がかさむ再処理を続けることで国民負担が増え、見直しは避けられない」と指摘しています。

政府は”原発回帰”

そんななか、岸田政権は、原発の新たな建設や60年を超える運転を可能にする方針を掲げています。「トイレができる見通しが立たない中、核のごみがたまり続ける」。そんな状況が続いています。

(「サンデーモーニング」2024年2月18日放送より)