アルピニストの野口健さんが自身のSNSを更新。
能登半島地震の被災地へ支援活動に向かったことを報告しました。

野口さんはエアマット・寝袋など、大量の支援物資を梱包する様子を動画でアップし「七尾市、珠洲市、能登町に向かいます。7回目の被災地入りとなります。」と、投稿。

更に、野口さんは動画の中で「(被災者から)『寝袋もそうですけど、エアマットが欲しいんだ』って声が非常に多いんですね。」と明かすと「災害が起きて、1ヶ月半ですよね。1ヶ月半が経っているにも関わらず、未だに『寝袋が欲しい』という声が非常に多いということに驚いています。」と語りました。

そして「既に8000近く、この寝袋を支援プロジェクトで現地へ届けていますけれども、それでも、まだまだ足りないと。いろんな連絡が来ますけれども、未だに『毛布1枚で過ごしている』『避難所で毛布1枚で寒い』とかね、後はレアケースだと思うんですけれど、『敷き布団が無くて、避難所の体育館で段ボールで敷き布団にしている』と。『ですからエアマットが欲しいんだ』って。」と、被災地から寄せられる現状の声について語りました。

野口さんは「1ヶ月半経って、まだこういう状況だっていうことは、今まで色んな被災地での活動をしてきましたけど、『初めて』ですね。1ヶ月半経って、8000個近くの寝袋を既に届けているにも関わらず、それでもまだまだ必要としているっていうのが、正直、驚きですね。」と、その思いを明かしました。

続けて「これから日本の『避難所のあるべき姿』っていうのは考えていかないと。今、寒いから寝袋ですけど、真夏の例えば豪雨災害ですと、暑いですよね。ですから、せめて市で指定されている避難所に関しては冷暖房っていうのはね、セットでやっていかないといけないんじゃないかと思っています。」と語りました。

【担当:芸能情報ステーション】