■スキー FISジャンプワールドカップ札幌大会・ラージヒル(18日、札幌・大倉山ジャンプ競技場)
スキージャンプの葛西紀明(51、土屋ホーム)が札幌で行われているワールドカップ個人第20戦に出場し、ギネス世界記録でもある自身のワールドカップ最多出場記録を「571 試合」と更新。また自身が持つ最年長出場記録も51歳257日と更新した。
予選は予選で100.5mをマーク、49位で50位以内による本戦に進出を決めた。これで自身の持つワールドカップ最多出場記録、最年長出場記録をダブルで更新した。
前日17日のワールドカップ個人第19戦では2019年3月以来、5シーズンぶりのW杯ポイント(30位以内)を獲得。2戦連続のW杯ポイント獲得が期待されたが1回目、助走でのタイミングが合わず107.5m、2回目への進出はならなかった。日本勢は小林陵侑(27、チームROY)が2戦連続の2位、二階堂蓮(22、日本ビール)は7位だった。
【葛西紀明5つのギネス世界記録】
・冬季五輪最多出場(8回)
・冬季五輪スキージャンプ最年長メダリスト(41歳176日)
・ワールドカップ最年長優勝(42歳176日)
・ワールドカップ個人最多出場(571試合)
・ノルディックスキー世界選手権ジャンプ部門最多出場(13回)
■葛西紀明(かさい・のりあき)
1972年6月6日生、北海道下川町出身。土屋ホーム所属。
W杯は東海大四高1年の1988年に初出場、W杯2013ー2014を41歳7か月で最年長優勝、五輪出場は日本勢最多の8回となる。














