収監先の刑務所で死亡したロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏を追悼する動きがロシア各地で広がるなか、追悼集会に参加するなどした100人以上が拘束されています。

モスクワでは16日、大勢の市民が、死亡したナワリヌイ氏を、写真や花束で追悼しました。

ただ、治安当局も取り締まりに乗り出し、人々が花を手向ける横で紙を広げ何か訴えようとした女性が、連行されました。

「ナワリヌイ!ナワリヌイ!」

サンクトペテルブルクでも追悼集会が行われ、多くの参加者が拘束されました。

人権団体によりますとこれまでに全土であわせて100人以上が拘束されたということです。

収監先の刑務所で亡くなったナワリヌイ氏の死因については、明らかになっていませんが、国営メディアは、「ナワリヌイ氏は血栓症だった」と報じています。

また、ロシア国営のタス通信は、当局が調査委員会を組織し、委員を現地に派遣した、と伝えました。

一方、国連のグテーレス事務総長は「信頼できる透明性のある調査」を求めています。