働きやすい職場を作り建設業界の人手不足の解消につなげようと、高知市の建設会社が協力企業を対象に「働き方」について考える交流会を開きました。
交流会は高知市のミタニ建設工業が主催し、協力関係にある建設会社などの社員らおよそ40人が参加しました。
まず、県の職員が、育児や介護など働き方が限定される社員にも柔軟に対応することが、人材確保にもつながると説明。その後、ミタニ建設工業の社員が自社の取り組みを紹介しました。ミタニ建設工業では社員が働きやすい職場作りとして、日ごろから感謝の気持ちを伝え合うことを大切にしたり、現場の状況を幹部社員同士で共有し、改善に向かう議論をしたりしているということです。
(参加者)
「尊敬していることを日頃なかなか仕事をしている中で機会がないと言えないので、社内の教育制度としてやっていくというところはやってみようと思った」
(ミタニ建設工業 中島由貴 人事部長)
「働き方改革の取り組み方は会社によってそれぞれと思うので、今回得られた情報をもとに何か一つでも社内で取り組んでいただければ非常にうれしい」
建設業界では人出不足が大きな課題となっていて、ミタニ建設工業は今後もこうした交流会を開き、人材確保につなげていきたい考えです。














