帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県大洲市長浜町に本社を置く稲田木工が、15日付で事業を停止し自己破産申請の準備に入ったということです。
同社は1958年6月に創業した、かまぼこ板および左官用定規メーカーで、卒塔婆などの製造販売もてがけ、2006年9月期には約6億円の売上高を計上したということです。
しかし、かまぼこや練り製品の消費減から、かまぼこ板製造の需要が低迷、また、各社の要望に合わせた製造でコスト増加、収益が悪化していました。
さらに近年は、木材価格の上昇や円安による仕入れコストも膨らむ中、価格転嫁も遅れ、厳しい決算を強いられていたということです。
そして、業績回復は見通せず借入金の負担も重なって資金繰りに窮し、事業継続を断念したということです。
負債は推定3億5000万円です。
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