起業への関心を深めてもらおうと、15日高知市で、経営者と中高生の交流会が行われました。

この交流会は、新規事業を目指す人、企業を支援しようと活動している高知ニュービジネス協議会が15日に開きました。交流会には県内の中高生と経営者、およそ20人が参加しました。

まず、経営者が、自社が始めた新規事業を紹介。高知が抱える空き家問題や人口減少問題がきっかけとなったことや、設備、資金面などの苦労を説明しました。

その後、生徒たちは、学校で行っている商品の開発と販売や、今後取り組みたいと考えている事業についてPR。人と人とのつながりや商品のターゲット層を考える大切さなどのアドバイスを受けていました。

(授業でバスソルトを開発・販売 川島壮太郎さん)
「宣伝やPRをしてまたこういう場でプレゼンをしていこうと思った」

(新事業を目指す 澤田朱夏さん)
「『そことそこ一緒にしていいんだ』とか、新しい取り組みを高知でやるところに意味があって、私たちも新しいことをやったら高知が注目されて、課外活動をしている学生にも注目があたって、今後いろいろな人が活動できるんじゃないかと思った」

(高知ニュービジネス協議会ニュープリンス委員会 臼井裕喜 委員長)
「参加してくれる学生たちは本当に積極的でこういう若い人がいればこれからも高知が元気になっていくと思う」

次回の交流会は4月に行われる予定です。