自分の家だけでなく集落のほぼすべてが…
しばらく歩くとこの地区に住む男性に出会いました。
嘉藤奈緒子アナウンサー:「少しずつ変わっていはいるんですか?」
町野町に住む 粟倉尚弥さん:「そうですね。これ(家)も崩れちゃって道路が全部通れなかったのを解体して」「本当にもう、なんて言うんだろう、なんとも言えん、終わった感というか絶望しかないような感じの」

粟倉尚弥(あわくら・なおや)さん。今回の地震で自宅は全壊しました。当時家の中には、尚弥さんのほか妻と子どもと母親の4人がいて家族全員がそろい正月の夕食を食べようとしていた時に地震が襲いました。

粟倉尚弥さん:「ここから。つぶれちゃったんで、そこの穴から」
嘉藤アナ:「みなさん1階にいらっしゃったのですか?」
粟倉尚弥さん:「そうです。古い家なので天井が高かったんですよ。いたところが。(地震で)ガサーっと落ちて、挟まれながらも一応(天井まで)広かったのと、出口がここだけあったんで、ここから出したというか」

町野町に住む 粟倉尚弥さん:「自分の家が古いので、自分の家だけが倒壊したのかなと思ったら、(町中)もう全部崩れていたので、これはやばいと思って。それから近所のみなさんに助けてもらったという」
