新年度から新たに設けられる富山大学薬学部の「地域枠」。
その一期生10人が、15日、富山県庁に集まり、新田知事が激励しました。

新田知事:
「全国の国立大学でもこういった地域枠、薬学部の地域枠というのは第一号ということになります。みなさんの人間性を高め、そして幅を広げる。その上で素晴らしい薬剤師、専門家になっていただきたい


地域枠の入学生10人は、県から入学料と年間の授業料のほか、毎月5万円の修学金など6年間で700万円余りの奨学金を受け取ることができ、薬剤師の国家試験合格後、9年間、県内で薬剤師として働いた場合、奨学金の返済は免除されます。

県は、この事業を今後も継続し、人手不足が続く薬剤師の確保、そして地元定着へつなげたいとしています。