鹿児島県でキャンプ中のサッカーJ3・松本山雅。
2年目となる霜田監督のもと、目指すのは「J3優勝」ただ一つ。
常にその目標を意識しながら、チーム作りに取り組んでいます。
すでに春の足音が聞こえる、九州・鹿児島県。
「いくぞ!」「ピー!」
松本山雅はこの日、韓国・Kリーグ1部に所属する強豪との練習試合に臨みました。
1月31日から始まった、2次キャンプ。
大きな特徴が、こうした「実戦」の多さです。
J1・横浜Fマリノスを始め、10日間で4試合!
中2日での連戦を続けてきました。
霜田正浩監督:
「実際の公式戦で連戦があるので、やはりそれと同じような準備をしたいなっていうことと、トレーニングマッチで相手が真剣にボールを取りに来るっていう状況の中で、どれだけできるかっていうのを見たかったので」

実際の公式戦の日程を見ると、3月9日のホーム開幕戦から、カップ戦も含め、15日間で怒涛の5連戦が控えます。
ここでしっかり連勝し、スタートダッシュを切るためにも、キャンプでもあえてハードスケジュールで実戦に挑んだのです。
この日は、二次キャンプで初めて、公式戦と同じ45分ハーフ。
前半を0対0で折り返すと後半10分、新加入の浅川が得意の抜け出しからネットを揺らします。
さらに…その後も浅川が立て続けに2得点と、期待の新・エースがハットトリックの活躍!
“90分間の試合運び”をテーマに掲げた中、守備でも相手にチャンスを与えず無失点。
手ごたえと成功体験を得ました。

浅川隼人選手:
「どこのポジションでも、どんな形でも点を取れるっていうようなチームに仕上がってるんじゃないかなっていうふうに思うんで、自信を持って開幕に向かっていきたいなと思っています」