イランでは親米の王政が崩壊した革命から45年の記念日を迎え、ライシ大統領が「パレスチナ自治区ガザへの爆撃を今すぐやめるべきだ」などと訴えました。
イランでは11日、親米の王政が倒され、政教一致の体制が樹立してから45年を迎え、各地で記念する式典が行われました。
イラン ライシ大統領
「私たちはシオニスト政権(イスラエル)を国連から追放することを提案する」
首都テヘランで開かれた式典ではライシ大統領が演説し、イスラエルによるガザ侵攻を非難。「罪のないガザの人たちのために、いますぐ爆撃を止めるべきだ」などと訴えました。
また、市内ではイスラエルやアメリカを敵視する保守強硬派の市民が多く集まり、「イスラエルに死を」などと声をあげ、イスラエル国旗を燃やす一方、パレスチナの旗を掲げ連帯を示す姿が見られました。

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