11月のアメリカ大統領選挙に向けた与党・民主党の候補者選びの初戦、南部・サウスカロライナ州の予備選挙が行われ、バイデン大統領が勝利を確実にしました。
サウスカロライナ州の予備選挙は、3日、投開票が行われ、AP通信などによりますと、バイデン氏が得票率で、他に立候補しているフィリップス下院議員、作家のウィリアムソン氏に大差をつけました。主要メディアは“バイデン氏が勝利を確実にした”と伝えています。
アメリカ バイデン大統領
「サウスカロライナ州のみなさん、またやりましたよ、ありがとうございます。2020年、そして2024年もです、すべて勝ちにいきましょう」
バイデン大統領は自身のSNSでこのように強調。
また、「サウスカロライナの人たちは再び私が大統領選で勝利し、ドナルド・トランプを敗者にする道に導いてくれた」とコメントしています。
民主党の候補者選びではバイデン氏が指名を得るのは確実な情勢で、一方の野党・共和党ではトランプ前大統領がリードしています。11月の大統領選は前回・2020年に続いて、バイデン氏とトランプ氏の対決となる可能性が高まっています。

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