ベルギーの首都ブリュッセルで多くの農家らがトラクターなどに乗って、政府やEU=ヨーロッパ連合に対し抗議活動を行いました。
ブリュッセルの欧州議会前の広場に集まったのは、およそ1000台のトラクター。農家たちがベルギー政府の環境規制や農業政策に抗議するため集結しました。
この抗議活動はEU=ヨーロッパ連合の首脳会議に合わせて実施され、トラクターで道路をふさぎ、クラクションを鳴らしたり物を燃やしたりして抗議の意思を示しました。
現在、農家の間では、関税を免除されたウクライナからの安い農産品によって生活が圧迫されているほか、EU域内の農家に対する環境規制が厳しすぎるなどとして不満が高まっています。
フランスでも、およそ30か所の道路が封鎖されるなど抗議活動は広がりを見せています。

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