北朝鮮の金正恩総書記が造船所を視察し、「戦争準備」において「海軍の武力強化が最も重要だ」と強調しました。
北朝鮮メディアは2日、金総書記が西部・南浦にある造船所を海軍の高官らとともに視察したとし、写真を公開しました。
視察の日時は明らかにしていませんが、造船所を視察した金総書記は艦船などの建造計画について報告を受け、「原子力潜水艦と水中発射核戦略兵器の保有」を掲げた「国防5カ年計画」を期間内に終えるよう求めたということです。
また、「戦争準備を進めるうえで、海軍の武力強化が最も重要な課題だ」と強調したとしています。
これまでに、潜水艦の開発拠点は東部・新浦の造船所とされてきましたが、今回の北朝鮮の報道を受け、韓国メディアは南浦の造船所も潜水艦の開発や建造に関わっている可能性があると分析しています。

プーチン大統領 アメリカの「トマホーク」供与検討は「事態を新たにエスカレートさせるきっかけとなるだろう」