アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、4会合連続で政策金利を据え置くことを決めました。
FRBは31日、5.5%を上限とする現在の政策金利を据え置くことを決めました。インフレの鈍化を受けたもので、金利の据え置きは4会合連続です。
一方、声明では「物価上昇率が目標の2%に持続的に向かっていると確信できるまでは利下げは適切ではない」とし、市場の早期の利下げへの期待をけん制。
FRB パウエル議長
「物価上昇率が(目標の)2%に持続的に向かっているという確信を与えてくれる。より多くの証拠を確認する必要があります」
パウエル議長は次回3月の会合での利下げについて、「可能性が高いとは思わない」と述べました。

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