ウクライナの大統領府は、侵攻を続けるロシアとの間で捕虜交換を行ったと発表しました。ウクライナ兵の捕虜を乗せたとされる輸送機がロシアで墜落して以降、初めての捕虜交換となります。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、先月31日、ロシアとの捕虜交換により、ウクライナ軍の兵士や国境警備隊の隊員など、あわせて207人が解放されたと発表しました。
先月24日に、ロシアがウクライナ兵の捕虜65人を乗せていたと主張する輸送機が墜落して以降、初めての捕虜交換となります。
捕虜の交換は、おととし2月のロシアによる侵攻が始まって以降50回目で、これまでにあわせて3035人がウクライナに帰還したということです。
ゼレンスキー大統領は「全員を連れ戻すために全力を尽くす」と強調しています。
一方、この日の捕虜交換についてロシア国防省は、双方の軍の195人ずつが帰還し、交渉は前回同様、UAE=アラブ首長国連邦の仲介で行われたとしています。

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