中国の製造業の景況感を示す指数が、景気判断の節目となる「50」を4か月連続で下回りました。中国経済の低迷が改めて鮮明となっています。
中国国家統計局は31日、今月の製造業の景況感を示す指数PMIが「49.2」だったと発表しました。
景気を判断する節目の「50」を4か月連続で下回っています。
去年9月には半年ぶりに「50」を上回っていましたが、その後は連続して下回っていて、中国経済の低迷が改めて鮮明になっています。
中国では不動産市場が低迷し景気の足かせとなっていますが、香港の裁判所が29日、経営再建中の中国不動産大手「恒大集団」に「清算命令」を出したことを受け、不動産市場にさらなる悪影響が生じることも懸念されています。

米テスラ 7~9月の世界販売台数7%増 米EV駆け込み需要で3四半期ぶりプラスに